魔法少女リリカルなのは

 って何をしてたかというとですね、ついに魔法少女リリカルなのは(無印)を消化しました!3話までしか見てなくて、A's1話を見たらもう全然合点がいかなくて「こりゃぁ無印見るまでノータッチだな」ということで放置。でも何故か無印もダラダラ放置してまして、今になってやっと。あぁもうホント、今まで見て無いことを後悔するような内容でした。良すぎ。久々にアニメでボロ泣きした。見ているとOVAみたいな展開スピードでしたが、それを1クール13話でしっかりとやってるので、感情移入がしやすく、かといってダレる訳でもなく、最後にはこの上ない晴やかな気持ちが。
 出てくるキャラがみんないい子・いい人ばかかりでもう。序盤にあった仲良し3人組の過去話で既にきてましたし。とてもみんな小3なんて思えないような人の出来上がりっぷりです。フェイトちゃんの家庭事情はどうしようかと思いましたが、アルフがホント主人思いのいいやつ(喋りちょっと変だけどね、なっちゃん)で心持救われた。
 何よりA's視聴を延期した最大の理由『なのはとフェイトの友情』成立過程が最高でした。まさかここ―12話のフェイトちゃん復活―へきてあそこまでinnocent starterが生きてくるとは…見終えた当初は最後のサビ、

「始まり」くれた君に そっと囁く
二人だけの約束を
変わることのない永遠の魔法
未来が囚われても 遠く消えても
澄んだ風-こえ-が覚えてる
僕の名前を呼んで
あの日のように笑いかけて

この部分聞くたびに嗚咽で一緒に歌えないという…12〜13話のアニメの内容に即しすぎ。神かこの歌?『なまえ』にここまで意味を持たせて作ってるとは思ってませんでした。なのはの言う「友達になるには名前で呼ぶことから」もそうだし、フェイトちゃんの「アリシアではなく、フェイトと呼んで欲しかった」のもそう。名前で呼ぶこと、それがその人と仲の良い、親(ちか)いことのまず一歩、小さな証拠。平安時代なんて名前で呼べるのなんて家族だけですからね、もっともな気がする。心から名前で呼べる相手がいること、それがなんてすばらしいことかと教えられたような気がします。
 なんにせよ、これでやっと魔法少女リリカルなのはA'sが楽しめるというものです。あ、忘れるとこだったけどクロノくんガンバ!片思いキャラ大好きだw