DETONATORオーガン

 日曜日(暇ではないものの)暇で、某所(皆でニコニコするところ。あとお前管にもある)にあったので一気に見てみたのですよ。管には前にもあったけど、このアニメは何故か削除されないんだよなぁ・・・3話しかないですが、1話1時間弱あるので、結構ボリュームはありました。

#1 誕生編

 西暦2292年、高度に発達した機械文明によって生活の大部分が支えられるようなにった地球、CITY-NO.5。そんな街に住み、ほぼ将来を約束された身でありながら、真道トモルは自身の将来に期待が持てず、20世紀の過去の世界に想いを馳せていた。
 この時代に流行している、好きな夢を選んでを見られるマシン「P・A・S・F・U」。トモルはP・A・S・F・Uを改造して自身でソフトを組んでいたが、何度見てもその夢は思ったとおりの結末を迎えられず悪夢に変じていた。しかし、ある時その悪夢に白い巨人が現れトモルを救うのだった・・・

 主人公山ちゃんですが、どう見てもニート予備軍ですry しかもストーカーの気まであるというwww
 この世界のおもしろい点、指パッチンが出来ないと生活できないwww 電気のON/OFFから何から全部指パッチンです。そんなにヒッツカラルドを養成したいのかと(笑)私は生活できませんorz

 その頃宇宙で戦う者たちの姿があった。イバリューダーのデトネイター・オーガン。そして『裏切り者』を追ってきた他のイバリューダー達。オーガンは辛くも彼らを退けるが、それと引き換えに地球を目前に力尽きてしまう。

 オーガン(アーキタイプ)あっさり死にすぎ。スパロボWだと1部でよく経験値パクりにくる彼ですが、原作では恐ろしいほどあっさり倒れてしまいます。つか、スパロボWの昇華具合が素晴らしすぎて泣いた(ノД`)
 しかしスパロボでわざわざイベントCG出してまでオーガンの最後を描く価値は十分にありました。この後見てればイヤでも分かるんですが、アーキオーガン、とんでもなく『漢(おとこ)』です。スパロボでわざわざ専用BGM(バンディリア旅行団)作ってまでこのシーンやったのも頷けます。

 オーガンを倒した旨の報告を受けるイバリューダーの本拠地、戦闘惑星ゾーマ。しかしオーガンの反応はまだ消えてはいなかった。そこでイバリューダーの総司令ゾアは地球に向けて斥候としてエイドを差し向ける。
 地球に降り立ったエイドはオーガンの反応を追って進撃を開始。E.D.F(エデフィ)の迎撃も虚しく街は次々に破壊されていく。

 E.D.Fというのはこの世界でいう国連軍。スパロボにも出てきた美剣陽子さんは、ここのバードマン舞台の隊長さん。初っ端からシャワーシーンとかサービス満点(笑)というか、篠原恵美さんが似合いもしない「俺」口調で喋ってるのは大変美味しい(*´д`*)ハァハァ
 このバードマンというのが中々酷くて、生身の人間に外装くっ付けて飛べるようにしました、みたいな、ある意味でスカイガールズ?な感じ。その上、脱出装置は単に生身が放り出されるだけという・・・死んだらどうする!?!な仕様。
 というか、このE.D.Fという組織がなかなか酷いw なにせ避難が完了した(であろう)とはいえ、街中で兵器でミサイルぶっ放してエイドごと道路陥没させたりします。明らかに下にシェルターとかありそうですが^^;

 戦場となった市街地へ立ち入りが禁じられる中、夢の真実を確認するため戦場へと向かうトモル。途中E.D.Fの科学者神崎未知と合流し、外から市街地の状況を確認するためビルの屋上へと上る二人。だがそこへ突然オーガンの反応を追っていたエイドが現れる。
 陽子の登場でなんとかエイドの一撃をかわすことの出来た二人。しかしビルの中に閉じ込められてしまう。このままではいずれは二人とも・・・トモルは願った、「せめてこの人を守れるだけの力が欲しい」と・・・その呼びかけにこたえるように白い巨人が現れる。その名は・・・オーガン。
 生前オーガンは、自身の設計図をパルス信号に載せて地球へと送信していた。未知とスーパーコンピュータアイザックはこの信号を解析、万能工作機ビルヴェルビントを用いてオーガンを複製していたのだった。

 このくだり、すごくARMSを思い出さずにはいられない(笑)

 オーガンと融合したトモルはあわやのところで陽子を助ける。オーガン対エイドの戦いが始まった。戦いに不慣れなトモルは苦戦を強いられるも、エイドを撃破・・・したかに見えたが、爆煙の中からエイドIIが姿を現す。
 俊敏なエイドIIに翻弄されるオーガンだが、なんとかその身を捉えることができた。戦いの最中エイドIIの外装の中に生物のようなものを目にし、恐怖するトモル。絶叫とともに放つP.E.CキャノンでついにエイドIIを撃破する。

 スパロボではHPの多い雑魚扱いのエイドですが、イヤに強い。というか最初から脱皮機能付いてるし。スパロボだと雑魚のくせに崖召還カットインのあるエイドIIですが、原作にはそんなシーン微塵もありませんでしたww
 オーガンの「ビームガン」ですが、どちらかというとニードルガンでした。あとオーガン・カッターもエネルギー刃とうより実体剣。しかも妙に細くて弱そうに見えるという^^;

ED「バンディリア旅行団」
作詞・作曲:平沢進 編曲:平沢進、松本かよ
歌:平沢進&東京混声合唱団 String:内田輝ストリングス

 スパロボでオーガンの最期に流れてた曲。良い。非常に良い。もうなんつーか時代感じまくりで懐古厨にはたまらん感じです。歌詞は訳分かりませんが^^; ぜひカラオケで歌いたい。
 全3話ともそれぞれ違うEDが5分くらいずつあるんですが、毎回フルコーラスで流れます。逆に言うと毎度それだけスタッフロールが長い。


 とりあえずこの構成の記事だと今日は1話だけでいいかな?^^;いや、ネタバレうざいってんなら感想だけ短めに書くんですが。まぁ暇だったら自分で見たほうが早いかも知れません。多分まだあるし。
 DVD-BOXも出てるらしいですが、2002年発売で、しかも限定生産でもう廃盤だそうでorz